「朝日新聞」2024年9月7日の読書欄にて、『裏庭のまぼろし』をご紹介いただきました。

評者は、長沢美津子さんです。

「裏庭のまぼろし」書評 時代に塗りつぶされないように

「著者はやりとりされたことばを読み解き、行間に隠れた感情を思いやる。史料や集めた声を層に重ね、家族と戦争がひとつの像を結んでいく。〔…〕文中には命の循環を表すように植物の名が織り込まれ、幻想的な挿画とともに寓話の読後感を残す。過去に何を教わればいまの空気にあらがえるか。9月の宿題である。」

本書のエッセンスを、深く優しい言葉で伝えてくださり、とても嬉しいです。

ありがとうございます。

「裏庭のまぼろし」をご紹介いただきました